こんにちは。Mono Drip Journal編集部です。
皆さま、夜の作業時間を愉しまれていますか?
夜の11時。家族が寝静まった後の静かな時間。デスクに向かい、キーボードを開く。今日は、そんな夜の時間を特別なものに変えてくれた一台のキーボードについて、お話ししたいと思います。
それが、台湾発のガジェットブランドLofreeが手掛ける「Flow 2」。
単なる「便利な製品」ではなく、使い手の暮らしそのものを変える力を持つモノ。1ヶ月ほど使い込んで分かったこと。それは、このキーボードが僕の毎日を、少しずつ、でも確実に変えていったということでした。
結論から:夜の副業時間が「義務」から「楽しみ」に変わった

結論から申し上げますと、Lofree Flow 2は夜の作業時間を特別にしてくれるキーボードです。
1ヶ月使い込んだ今、このキーボードを使い始めてから何が変わったのか。
それは、夜の作業時間が「義務」から「楽しみ」に変わったということ。タイピングするだけの作業が、音楽を奏でるような体験に変わったこと。そして、仕事をしなくてはいけないというモチベーションから、キーボードに触れたいから仕事をしたくなるへとモチベーションが変わったこと。
なぜこうなるかというと、このキーボードには3つの魅力があるからです。
変化1:心地よい「コトコト」という打鍵音
夜の11時、仕事が一段落して、このキーボードを開く。
打鍵音が静かな部屋に響く。コトコト、コトコト、とリズミカルに。デスクの上の紅茶が温かい。窓の外は暗く、街の明かりがちらほら。
この音に包まれて文章を書く時間。これが、僕にとっての至福の時間なんです。
打鍵音に狂った僕にとって、これ以上のものは存在しない。野菜を切っているようなスコスコ、コトコト音。一番近いなと思うのはパウンドケーキを切っているような音。ガスケットマウントだから音が低音寄りの音になる。この低音がしっかりと出ている音が、夜の静かな部屋に気持ちよく響くんです。
変化2:暗闇で美しく光るキーキャップ
夜になると、このキーボードは別の顔を見せる。
キーキャップの印字部分に光を透過する素材が使われているため、夜になると光が透過してかっこいい。そして右上の充電ステータスの光が人間らしく息をしているみたいでバイオニックに感じるのがいいなと感じていた。
デスクライトを落とした薄暗い部屋で、キーボードだけが優しく光る。その光景は、まるで楽器を前にした演奏家のように、僕を作業へと誘うんです。
変化3:所有する満足感
アルミの筐体がほどほどに重量があり、持っている感をとても感じることができる。
この所有感はMacBookと同じような感覚であると思う。軽ければ持ち運びはしやすいかもしれないが、安っぽくなってしまうという側面がある。家で使うことを前提に考えているならば、特段問題ない。重量は重たい方が家に所有している感があっていいのだ。
デスクに置いたその瞬間から、「これは特別なものだ」という実感がある。CNCアルミ削り出しのケースは、どう考えてもかなりお金をかけていると思う。とにかくキーボードを触りたくなる。そんな気持ちにさせてくれるんです。
Lofree Flow 2の基本情報:デザイン・価格・機能

ここで、Lofree Flow 2の基本的な情報を整理しておきましょう。
価格と購入先
- 型番:Lofree Flow 2(Pulseスイッチ/ブラック/68キー・US配列)
- 価格:Kickstarterでは68キーが89ドルから
- 購入先:
- Lofree公式サイト
- Kickstarter
主要スペック
- キータイプ:メカニカル(Tactile、Pulse)
- 配列:US配列(68キー)
- 接続方式:USB Type-C/Bluetooth 5.3/2.4GHz
- サイズ・重量:341×107×21.5mm/635g
- バッテリー:2000mAh(ライトOFF最大90時間、最大輝度時13時間)
デザインコンセプト:ビンテージライクな佇まい
「ビンテージライク」と公式で謳われているこのキーボード。
具体的にどんな感じかというと、アルミの筐体が放つマットな質感。時代を超えて残るタイプライターのような、そんな佇まいなんです。Macbookと調和が取れたデザインのため、タイピングしている時はあたかもAppleのMagic Keyboardを使用しているような体験をくれる。
デスクの上が特別な空間になる。そう感じさせてくれるデザイン性が、このキーボードにはあります。
【実使用レビュー】打鍵音・打鍵感・静音性

ここからは、1ヶ月使い込んで分かった実際の使用感について、詳しくお話ししていきます。
打鍵感:「コトコト」という表現がぴったり
打鍵音は本当に「コトコト」という表現で合っている。
タクタイルスイッチを使っているこのキーボード。正確性に関しては、ピカイチの精度を誇る。ロープロファイルのスイッチとなるため、キーストロークの影響上、とても押しやすい。
打鍵の感覚を言葉で表現すると、野菜を切っているようなスコスコ、コトコト音がする。一番近いなと思うのはパウンドケーキを切っているような音。よくThockyサウンドと言われる音なのだが、この音はとにかく低音がしっかりと出ている音だと思っている。(高音要素は少なめの印象)
静音性:夜間作業でも家族を起こさない
家族への配慮として静音性は十分か。
正直に言うと、同じ部屋にいると音は聞こえてしまう。それでも静かな方だと思っている。個人的には、自分の部屋に夜一人で作業を行う時にいいなと思っている。
静音性はそこまで高くはないが、家で使うのであれば格別な音を聞くことができる。ガスケットマウントなので音が低音寄りの音になる。この低音が、夜の静かな時間にちょうどいいんです。
快適さ・疲れにくさの評価
テンティングができるので疲れにくい。
また、キー配列の特徴でフルサイズの矢印キーが付いているため、操作はしやすく、快適に使用することができる。元々60%の自作キーボードとHHKB Professionalを使っていた僕にとって、60%キーボードから75%キーボードになった時に矢印キーとかがついてるため、操作に慣れるのか不安だった。
でも実際に使ってみると、その不安は杞憂だった。むしろ、矢印キーがあることの快適さに気づかされたんです。
スイッチについての深掘り:PulseとSurferの違い

ここで、他のレビュー記事ではあまり語られていない「スイッチ」について、もう少し詳しくお話ししたいと思います。
付属のPulseスイッチ
ブラックカラーを購入した僕のLofree Flow 2には、デフォルトでPulseスイッチが付属していました。
Lofree×Kalih Cloud – Pulse
- Type:Tactile
- Actuation Force:40±10gf
- Total Travel:2.8±0.25mm
- Actuation Travel:1.6±0.3mm
タクタイルスイッチのため、打鍵時にカチッとしたフィードバックがある。これはこれで、タイピングの正確性を高めてくれる良いスイッチです。
追加購入したSurferスイッチ
しかし、僕は追加でSurferスイッチを購入しました。
Lofree×Kalih Cloud – Surfer
- Type:Linear
- Actuation Force:40±10gf
- Total Travel:2.8±0.25mm
- Actuation Travel:1.3±0.3mm
リニアスイッチであるSurferに変えることによって、よりコトコト感が増すようになった。低音がよく出るようになった。夜のシーンにあった音になるようになった。
スイッチを交換するという行為そのものも、愉しい。自分好みにカスタマイズできる。それもまた、このキーボードの魅力の一つなんです。
なぜスイッチが重要なのか
他のメーカーはプラスティックのケースを多用していたりするが、Lofreeはケースにお金をかけている。そして、最高品質のスイッチも販売が同時にされ、そのスイッチが売られているというのが他のメーカーではあまり見られないものだと思っている。
お金をかける場所にはお金をかける。その他に関してもお金をかけていて非常にクオリティが高い。このクオリティはLofree Flow 2でしか感じれないクオリティだと思う。
実用性・機能:日常的な作業での使いやすさ

ここからは、実用面での使いやすさについてお話しします。
日常的な作業での使いやすさ
日常での使いやすさに関しては、最高のクオリティを感じる。
問題がないし、Macbookと調和が取れたデザインのため、タイピングしている時はあたかもAppleのMagic Keyboardを使用しているような体験をくれる。昼間の仕事、夜間の自己研鑽に使用しているが、1日に5時間くらい連続で使用しても疲れない。
特殊キー(ファンクションキー、矢印キーなど)の配置
ファンクションキーは使いやすい。
キーマップは自分で変更できるため、自分の好きな配列に変更することができる。そして何より、フルサイズの矢印キーが付いているのが嬉しい。60%キーボードから乗り換えた僕にとって、この矢印キーは想像以上に快適だった。
接続の安定性とバッテリーの持ち
接続の安定性は問題なし。安定している。問題なく使用できる。
バッテリーの持ちについては、1日に5時間くらい連続で使用しているが、今まで2、3回の充電で問題なく使用できる。また、有線接続していた方が安定するため、有線接続した際に勝手に充電できるため、自分から充電をしようとしたことはない。
メンテナンス性とソフトウェア
メンテナンス性については、最高だと思っている。
キーキャップは外しやすくとてもメンテナンス性は高い。また、外した後のプレートのブラッシングもスイッチがロープロファイルだから、めちゃめちゃ掃除がしやすい。
ドライバーや専用ソフトも必要ない。キーマップの変更ツールとしてVIALやVIAが提供されているがそれはブラウザで動くアプリケーションのためインストールは必要ない。また、使いやすくアップロードやビルドといった操作は必要なく、GUI(画面上)で簡単に変更できる。5分もあればキーマップの変更が可能になる。
購入前の状態と購入後の変化

ここで、僕がこのキーボードを選んだ理由と、購入後にどんな変化があったのかをお話しします。
購入前:以前使っていたキーボード
以前は60%の自作キーボードとHHKB Professionalを使っていた。
元々シンプルなデザインと合理的な配列ということからUS配列を使っていた。でも、どこか物足りなさを感じていた。デザインは好きだけど、「夜の時間を特別にする」という感覚までは得られなかった。
なぜLofree Flow 2を選んだのか
アルミの筐体がカッコよく、またガスケットマウント、US配列だから。
また接続が有線と無線でできるので、状況に応じて使い分けられると思った。購入前の期待としては、60%キーボードを主に使っていたため、そこから75%キーボードになった時に矢印キーとかがついてるため、操作に慣れるのかが不安だった。
でも決め手となったポイントは、デザイン。それしかない。アルミの筐体がカッコ良すぎた。
購入後の変化:「夜の作業時間が楽しみになった」
購入後、具体的にどんな変化があったのか。
まずはキーキャップが印字部分に光を透過する感じの素材が使われているため、夜になると光が透過しかっこいい。そして右上の充電のステータスの光が人間らしく息をしているみたいでバイオニックに感じるのがいいなと感じていた。
デザインがモチベーションに与える影響は計り知れない。とにかくキーボードを触りたくなるというモチベーション。仕事をしなくてはいけないというモチベーションからキーボードに触れたいから仕事をしたくなるへモチベーションが変わる。
友人や家族からの反応も良かった。とにかくデザインが良いという意見を沢山もらった。
気になる点・改善点:正直に語る
ここまで良いところばかりお話ししてきましたが、気になる点についても正直にお話しします。
使っていて気になった点
正直に言うと、特にない。
1ヶ月使い込んで、特に不満はない。強いて言うなら、もっと早く出会いたかったということくらいでしょうか。
こんな人には向いていない
ただし、このキーボードは万人におすすめできるものではありません。
こんな人は選ばない方が良い:
- 英語配列(US配列)が嫌いな人
- 外への持ち運びをたくさん行いたい人
JIS配列に慣れている方には、US配列は最初戸惑うかもしれません。また、635gという重量は、持ち運びを前提とするには少し重い。家で使うことを前提に考えているならば、特段問題ないどころか、その重量が所有感を高めてくれます。
投資対効果を検証:本当に買いか?
高級キーボードへの投資。それは本当に価値があるのでしょうか。
月割りで考えた価格
Kickstarterで89ドル(約13,000円と仮定)だとして、1年使うとすれば月約1,083円。
1日2時間使うとすれば、1時間あたり約18円。コーヒー1杯よりも安い価格で、毎日の作業時間を特別なものにできる。そう考えれば、この投資は決して高くないと思います。
10年使えるか
10年後、このモノはまだ僕の側にあるだろうか。
そんな問いを立てたとき、答えが迷いなく『YES』だった。それは、流行り廃りを超えて残る本質を持っているからだ。メンテナンス性も高く、スイッチも交換できる。長く使える設計になっている。
愛情を伝えたい。キーボードは大人なら仕事道具として持っておくことがとても大切である。
Q&A:よくある質問
ここで、よくある質問にお答えします。
Q1: Lofree Flow 2の打鍵音は静かですか?
はい、静音性に優れています。
同じ部屋にいると音は聞こえますが、隣の部屋であれば問題ありません。夜の一人作業には最適です。ガスケットマウントによる低音寄りの音が、静かな夜に心地よく響きます。
Q2: Macでも使えますか?
はい、問題なく使えます。
USB Type-CとBluetooth 5.3、2.4GHzの3つの接続方式に対応しています。Macとの相性も抜群で、デザインもMacBookと調和します。
Q3: キーキャップは交換可能ですか?
はい、交換可能です。
メンテナンス性も高く、キーキャップは簡単に外せます。清掃もしやすく、長く使える設計になっています。
Q4: バッテリーの持ちは?
非常に良いです。
1日5時間使用しても、2〜3回の充電で問題なく使えます。また、有線接続時に自動で充電されるため、意識的に充電する必要がほとんどありません。
Q5: 初心者でも使えますか?
はい、使えます。
キーマップの変更もブラウザで動くVIALやVIAを使えば、GUI(画面上)で簡単に変更できます。5分もあれば変更可能です。インストールも不要で、アップロードやビルドといった複雑な操作は必要ありません。
Q6: 価格に見合う価値がありますか?
心からそう思います。
単なるキーボードとしてではなく、「夜の時間を特別にする装置」として考えれば、その価値は計り知れません。所有する喜び、タイピングする楽しみ、デスクを彩る美しさ。これらすべてを考慮すれば、投資する価値は十分にあります。
Q7: 他社製品とどう違いますか?
お金のかけ方が違います。
CNCアルミ削り出しのケース、最高品質のスイッチ、細部へのこだわり。他のメーカーがプラスティックを多用する中、Lofreeは本当にお金をかけるべき場所にお金をかけています。このクオリティは、Lofree Flow 2でしか感じられないものです。
まとめ:投資価値のある選択か
いかがだったでしょうか。
今回は、Lofree Flow 2について1ヶ月使い込んだレビューをお話ししてきました。
このキーボードに向いている人
- 夜の副業時間を特別なものにしたい人
- デザイン性と機能性の両立を求める人
- US配列に抵抗がない人
- 家での作業がメインの人
- 打鍵音にこだわりたい人
- 長く使える道具を探している人
このキーボードに向いていない人
- JIS配列にこだわる人
- 外への持ち運びがメインの人
- とにかく安いキーボードを探している人
最後に
このキーボードを使い始めてから、夜の作業時間が「義務」から「楽しみ」に変わった。
打鍵音が心地よくて、つい余計にタイピングしたくなる。デザインが美しくて、デスクに向かうのが楽しみになる。そう、これはもう単なる道具ではなく、人生の一部なんです。
夜の副業時間を「ただの作業」で終わらせたくないなら、環境から変えてみませんか?
Lofree Flow 2は、あなたの夜の時間を特別なものに変えてくれるはずです。
ご覧いただきありがとうございます。
もし、この記事があなたの「センスの再起動」に少しでも役立てたなら、それは筆者にとって最高の喜びです。
それではまた次回。
皆様のコメントやDM、お待ちしています。
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Mono Drip Journal 編集部


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